国産VIP、一般セダン中古車査定・買取の重要ポイント
国産VIP、一般セダン中古車査定・買取の重要ポイント
取扱説明書、保証記録簿の有無
車体価格によっても違いますが、取扱説明書や保証記録簿の有無によって買い手に与える印象は違います。特に、高額車輌になればなるほど、整備にかかる金額は比例していきますので、次のオーナー様にとっては不安に思われる箇所でもありますので、取扱説明書、保証記録簿があればそれだけお客様のお車を我々が、お乗換え提案させていただく際に、重要なものになります。
サンルーフ、純正ナビTV、皮シートの有無
大衆セダンでは、皮シートはあまり見られませんが、サンルーフや純正ナビTVなどはオプション設定されている場合が多いです。
これらの装備品は購入後に付けることが出来ない場合がほとんどですので、新車購入時にオプションでお付けになっている場合は、基本査定に付加させていただくことができます。
特に、高額車輌になるほど、この3点の有無によってお値段にかなりの差がひらいてしまう場合もあります。
社外品のアルミホイール
高級セダンになってくると、ほとんどのお客様が社外品のアルミホイールに変更されている場合がほとんどです。社外のアルミホイールへの変更は、それだけでお客様の愛車の印象をより見栄え良く変貌させるパーツです。
インチ数や、販売メーカー、デザインなどによってお値段は様々ですが、お車のイメージを崩さないデザインのもので、インチ数が18〜20インチまでのものに変更されている場合、プラス査定として評価させていただくことが可能です。
車体色
買取査定の際、最初に注目する項目の一つに車体色がありますが、セダン車の場合、この車体色が買取金額の明暗を分ける場合があります。
特に、通常はパールホワイトが人気上位色として存在しますが、高級セダン車などでは車体色が黒のものも人気上位色として重宝されます。特に、お手入れが大変なお色ですが、保管状態などによってはそのお手間の分以上にお値段の面で評価される項目です。ただし、色替え車の場合は、塗装の仕上がり状態や、前色によっては純正色よりもお値段は落ちてしまいますのでご確認ください。
純正部品を保有されているか
アルミホイールの変更や、マフラー、足回りの変更など、手を加える箇所が多いお車ですが、お乗換えのお客様の中には、完全ノーマルの状態のお車をお探しになられる場合、車検受けを希望される方もいらっしゃいます。
その際に、お付けになられているパーツが車検対応でない場合、お客様のお車を一旦車検基準に達する状態に戻す必要があります。しかし、純正といっても無料ではありませんので、純正部品は残されておいて損にはなりません。
目だった金額としては評価されにくいですが、より多くのお客様に商談を掛けさせていただくことが可能になりますので、金額アップの可能性はあがります。また、お車によってスペアキーなども、メインキーと変わらないほどの形状、機能が付加しているものもありますので特に高額車輌の場合は、重要な部品になるのはいうまでもありません。
上記のポイントは、我々が今までの経験上、特に重要視している査定箇所です。お車を査定に出される前、また、お車をお手放しされて、新車購入をお考えのお客様はぜひ注目していただければと思います。