外車中古車査定・買取の重要ポイント
記録簿の有無
日本車ももちろん記録簿は大事ですが、輸入車の場合安全性を高めているためボディー重量が重くなっており、車の「走る・止まる・曲がる」という基本構造を司る足廻りなど、点検箇所が沢山あります。そのため、今までしっかり定期点検を受けているかどうかが重要です。
シートの状態
輸入車のシートは、太陽の紫外線により消毒するのがほとんどで日本車のようにUVカットガラスを採用しているのが少ないため、ファブリック(布)シートの場合、色あせなどがチェックポイントです。
レザーシートはファブリックシートに比べて、埃など蓄積せず汚れも付着しにくいのですが、やはり紫外線を浴びるのでひび割れなどなっていないか?などチェックします。
ボディーのキズ
輸入車と日本車には塗料の違いがあります。輸入車を生産するほとんどの国が環境問題に取り組んでいるため、環境にやさしい塗料を使用しています。そのために日本車と比べて傷などが付きやすいのですが、年式相応の傷でしたら問題なし。
限定車
輸入車は年に2、3回ほど限定車を発売します。限定車は高査定装備が付いていることが数多くあります。
例えば、エアロパーツ・サンルーフ・レザーシート・アルミホイール等になります。
ディーラー車(正規輸入車)か?並行輸入車か?
「ディーラー車」とは簡単に言えば、日本仕様に製造された輸入車を販売する正規輸入代理店から購入した車を指します。これに対して「並行輸入車」は、海外仕様のまま(取説などすべて外国語)なので、国内の整備工場では点検・整備など断られるケースが多くございます。ですから、「買取価格」というものは人気で左右されますので、ディーラー車の方が高く買取れるのです。
上記のポイントは、我々が今までの経験上、特に重要視している査定箇所です。お車を査定に出される前、また、お車をお手放しされて、新車購入をお考えのお客様はぜひ注目していただければと思います。